当院についてAbout

いっかく皮膚科クリニックは姫路市広畑区にある一般皮膚科を専門とするクリニックです。美容専門のクリニックは敷居が高いと感じられる方もお気軽にご相談ください。

  1. 院長紹介

    皮膚科専門医が診療します。

  2. クリニック紹介

    快適な空間づくりを心掛けています。

  3. 診療時間・アクセス

    診療時間や所在地をご確認頂けます。

レーザー治療

ほくろ・イボ取りレーザー “CO2RE”

ほくろやイボを切らずに除去したい方へ

当院では姫路市初導入の高性能炭酸ガスレーザーCO2RE(コア)を導入しています(県内で3台目)。

炭酸ガス(CO2)レーザーは、ほくろやイボを切らずに除去したい方に適した治療です。
波長が10600nmのレーザーで、組織の水分へ吸収され、熱効果で組織を蒸散させるため、ほくろやイボなどの盛り上がりのあるできものを、削り取るように取りのぞくことができます。

CO2RE(コア)は、スキャナーモード(クラシックモード・サージカルモード)フラクショナルモードという様々な機能を1台に備えている多機能万能タイプの炭酸ガスレーザーです。

炭酸ガスレーザー:CO2RE(コア)の適した疾患
ほくろ・イボ取りレーザー

※ほくろ・イボのレーザー治療におけるご注意
レーザーで蒸散させるため、手術と違ってできもの(ほくろやイボなど)を病理検査に提出できず、細胞レベルで診断することができません。
何でもかんでもレーザーで除去することは非常に危険です。悪性腫瘍(皮膚がん)の可能性もあります。
レーザーによる治療の前に医師(皮膚科専門医)の診察を受け、しっかりと診断をつけた上で、レーザー治療を受けることが大切です。
少しでも悪性の可能性が疑われる場合や、診断がつかない場合には手術での治療をおすすめします。

CO2RE(コア)の特徴

■高性能なスキャナ性能
機器本体の制御により、手作業では不可能な均一な深さで治療することが可能です。
つまり、治療部分がきれいに整い、手作業でおこなう凹凸のあるデコボコした傷になりません

ナスに照射したところ
肌の断面

■きれいな仕上がり
コンピューター制御により、非常に短いパルス幅で、治療に必要な強い出力が可能です。
強力な出力で必要な部分だけしっかり治療することが可能です
一般的な炭酸ガスレーザーよりも基本性能が高いので、出力(車でいう馬力)が違います。
周囲の正常組織に不必要なダメージを与えません
パルス幅が非常に短いので、周辺組織に対する熱変性(発赤や色素沈着などのダメージ)の影響を最小限に抑えることが可能です。
つまり、よりきれいに仕上がります

当院での治療方針
  1. 安全性を第一に考え、適切な診断をもとに治療方法を検討します。 皮膚科専門医により、治療の前に必ずダーモスコピーなどで炭酸ガスレーザーでの治療に適したできものかどうかを確認します。
  2. 悪性の疑いがある場合など、炭酸ガスレーザーでの治療に適していないと判断した場合、手術や生検(できものの一部を採取する検査 )についてご相談させていただきます。当院では日帰り手術や生検も行っています。
  3. 皮膚の深くまであるほくろの場合は、レーザーで深くまで治療すると傷あとがきれいに治りにくいことがあります。 当院では傷あとのことを考えレーザーで無理に深くまで治療いたしません。 よくご相談のうえ治療いたします。
  4. レーザーによる治療を受けられた後は、約2週間処置を続けていただきます。傷がふさがった後の赤みは6ヵ月~1年程度残ります(個人差があります)。

料金(税込) 麻酔料金込み

ほくろ・脂腺増殖症
1カ所につき 11,000円
※頭部は16,500円

・麻酔代込み、治療後に必要な処置テープ代金込み。
・再発の場合:治療日から半年以内に受診されると治療費用無料(1回まで)。

首いぼ(アクロコルドン)
基本料金 2,200円
1個につき 1,100円
顔いぼ(脂漏性角化症)
5mm未満 5,500円
5mm以上 5mmごとに+5,500円

多数の場合は、ご相談の上、料金を決定いたします。

汗管腫
1個 3,300円

よくある質問 Q&A

Q1:「レーザー治療で痕は残りませんか?」

A1:
ほくろやイボを形なりに表面からレーザーで蒸散させます。レーザー治療直後は、やや凹んだ傷になります。
ほくろやイボの大きさや深さによりますが、傷がふさがって処置が必要なくなるまで2週間程度かかります。大きいあるいは深い場合は、3~4週間かかることもあります。「ケガ」が治る過程と同じと考えて下さい。ケガと同様に、ほくろやイボ(の細胞)が浅いほど、治療後の傷は目立ちにくく、深いほど痕が残りやすいです。
治療後、処置が不要になっても半年~1年程度はニキビ痕のような赤みのある色は残ります。治療後の部分を、掻いたり、触ったり、こすったり、日焼けすると、茶色い濃い色素沈着になりますので、くれぐれも気をつけてください。
ほくろ・イボの部位や深さなどにより、やや盛り上がりぎみに治ることや、やや凹んだ状態で治ることもあります。徐々に目立ちにくくはなりますが、ほくろ・イボを含めた皮膚を削るため、ごく浅い病変の場合を除き、基本的には周囲の皮膚と同じように全く何もなかったかのように治るわけではないことをご了承ください。

Q2:「レーザー、手術後のケアの方法は?」

A2:
いずれも当日はできれば創部はそのまま安静にしてください。翌日から1日2回朝晩の洗顔後に創部に処置を行っていただきます。レーザーは傷がふさがるまで約2週間(大きい深いものでは3~4週間のこともあります)の処置が必要です。
治療後の部分を、掻いたり、触ったり、こすったり、日焼けすると、茶色い濃い色素沈着になりますので、くれぐれも気をつけてください。
手術の場合は、1週間後に抜糸をします。
他の部分は傷を避けてお化粧は可能です。

Q3:「手術とレーザーとどちらが良いでしょうか?」

A3:
局所麻酔をしますので、治療での痛みはほぼ同じです。
手術では深くまで切除しますので、再発率はレーザーよりも低いです。手術後はほくろ・イボの直径よりも長い線状の傷が残ります。傷は消えることはありません。
再発率、治療後の処置の期間、線状の傷(手術)かニキビ痕様の形なりの傷(レーザー)を考慮の上、ご検討ください。

Q4:「

A4:
まずは皮膚科を受診してください。お電話での予約は承っておりません。
ご自身でほくろと思われている症状が、その他の別のできもの、もしかすると悪いできものかもしれません。できものの状態を診察し(本当にほくろ・イボかどうか、大きさ、部位など)、その上で、レーザー治療で良いか、手術で切除した方が良いかをご相談させていただき、同意書への署名後に、予約をお取りいただきます。18歳未満の場合、保護者同伴で受診をお願いします。できれば、このページをご参考の上、予めご希望の治療を検討しておいてください。

Q5:「すぐに治療を受けられますか? 」

A5:
申し訳ございませんが原則として予約になります。また、以下のような時間のかかる治療の場合、原則として水曜日午前に予約制で治療を行っています(ほくろの個数が多い場合、手術症例、麻酔クリームを要する多数の首いぼや脂漏性角化症、汗管腫の場合など)。その場合、混雑状況にもよりますが、およそ1~2ヵ月先の予約になります。
なお、他院で治療後に再発したほくろ・イボの治療は行なっていませんので、治療を受けた病院でご相談をお願いいたします。